生活支援体制整備事業
― 我孫子市高齢者地域ささえあい会議・活動 ―
高齢化の進行に伴い、厚生労働省においては、団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年(令和7年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもので、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム:「医療・介護・生活支援・介護予防・住まい」の5つの要素が連携しながら、高齢者の在宅生活を支える仕組み)の構築を推進しています。
地域のニーズにマッチした生活支援サービスの開発や調整に取り組むため、市町村単位で第1層協議体、日常生活圏域(中学校区域等)で第2層協議体を設置する全国共通の取組みが始まっており、これを「我孫子市生活支援体制整備事業」と言います。我孫子市では、2016年(平成28年度)から、我孫子市社会福祉協議会が市より事業委託を受けて、実施しています。
この第1層、第2層の協議体には、「生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)」を配置しています。
生活支援コーディネーターの役割は、生活支援の担い手の要請やサービス開発等の資源開発、関係者のネットワーク化の推進、地域の支援ニーズとサービス提供主体のマッチング等です。
- 第1層コーディネーター 1名(市域担当)
- 第2層コーディネーター 6名(地区担当 地区社協担当者が兼務)
我孫子市高齢者地域ささえあい会議(第1層協議体)
第1層協議体では、市域全体の生活課題を検討し、活動しています。各種方面の12名の方が委員に就任していただいています。
主な活動
- 高齢者の生活の現状や課題について検討…平成28年度~
- 地域ささえあい交流会~地域についてしゃべる場~…平成30年度~ 年1回実施
高齢者団体、高齢者を支える市民団体(地区社協、見守り組織、ふれあいサロン、NOP法人等)、民間企業、各種相談機関による交流会。
顔を合わせ、連携のキッカケを作り、民間企業(福祉サービス提供団体)も高齢者の見守りや相談に参加いただけるよう推進しています。 - 「高齢者のための日常生活困ったときガイド」の発行…平成30年度、令和2年度
平成30年度に相談機関用に1,000部作成。(相談機関、民生委員、ケアマネ・病院・民間企業に無料で配布。)
令和2年度は、改訂版を相談機関用に1,000部、一般配布用に1,500部(1冊300円)を作成。また、スマホ・タブレット用サイトを設置します。(令和3年3月~)
我孫子市高齢者地域ささえあい会議(第1層協議体) 構成団体
(任期:平成30年12月1日~令和2年11月30日)
- 我孫子市介護支援専門員連絡協議会
介護老人保健施設 我孫子ロイヤルケアセンター
- 我孫子市介護サービス事業者連絡協議会
特別養護老人ホーム 和楽園
- 我孫子市孤立死防止対策連絡協議会
シーデーシー情報システム株式会社
生活協同組合パルシステム千葉
東日本ガス株式会社
株式会社ベストエスコート 宅配クック123我孫子店
- 我孫子市湖北・湖北台地区高齢者なんでも相談室
- 我孫子市シニアクラブ連合会
- あびこ市民活動ネットワーク
- 我孫子市民生委員児童委員協議会
- 公益社団法人 我孫子市シルバー人材センター
- 社会福祉法人 我孫子市社会福祉協議会
計 12団体